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情報元:英語ページ (更新日 2023年1月24日)
ADB Hack - Granting extra capabilities via the ADB tool
ADB Hack - ADBツールを経由で追加機能を付与する:
MacroDroid ver 3.16.11から(頑張りました)、非ルート化のスマホで、次の機能を呼び出すことができるようになりました。- 「バッテリー節約」アクション
- 「位置情報モード」アクション
- 「NFCの有効/無効」アクション
- 「言語の設定」アクション
- 「Logcat」トリガー
- +その他のアプリ内に表示されるもの。
以下のリンクからダウンロードして入手できます。
Windows: https://dl.google.com/android/repository/platform-tools-latest-windows.zip
Linux: https://dl.google.com/android/repository/platform-tools-latest-linux.zip
Mac: https://dl.google.com/android/repository/platform-tools-latest-darwin.zip
ADBツールを経由でデバイスに接続する手順については、次の情報を参照してください。
https://developer.android.com/studio/command-line/adb.html
コマンド:
ADB接続を終えたら、次にコンピューターのコマンドライン/ターミナルから下記のコマンドを実行する必要があります。adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
さらに続けて:
adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid android.permission.CHANGE_CONFIGURATION
デモ・モード アクションを使用している場合は、次の権限も必要になります。
adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid android.permission.DUMP
「音量ボタンの長押し」トリガーを使用している場合は、次の権限が必要になります。
adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid android.permission.SET_VOLUME_KEY_LONG_PRESS_LISTENER
「Logcat」トリガーを使用している場合は、次の権限が必要です。
adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid android.permission.READ_LOGS
これらのコマンドは、MacroDroidに「通常はシステムアプリ(または Root Hackを使用)でのみで実行できるデバイス設定への書き込み」を許可します。これは少し手間がかかりますが、「デバイスをルート化できない」や「ルート化したくない」のユーザーにとっては、うまくいけば素晴らしい解決法です。現在、このADBパーミッションハックで利用できる機能は上記の機能だけですが、将来的には機能を拡張して追加機能を許可できるようになることを願っています。
●付与時の許可エラー
一部のデバイスでは、ABD権限の付与時に次のようなエラーが発生する可能性があります。(UIDが2000のユーザ(uid=2000(shell))、またはコマンドを実行しているプロセス(shellプロセス)にandroid.permission.MANAGE_USERSのパーミッションが与えられていないためセキュリティーエラー)Neither user 2000 nor current process has android.permission.GRANT_RUNTIME_PERMISSIONS
この場合、スマホの開発者向けオプションの設定を確認して「権限の監視を無効にする」もしくは「USBデバッグ(セキュリティ設定)」など、またはそれらに関連類似するところを適切に設定にしてください。
●ヘルパーファイルの補足情報
MacroDroid v5.8+以降、アプリで直接実行できない、いくつかの制限された機能を実行するために、新しいヘルパーファイルが利用可能になりました。このヘルパーファイルへのADBアクセスを許可するには、次のコマンドを使用してください。adb shell pm grant com.arlosoft.macrodroid.helper android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS